明るくゆとりのある浜田病院の病棟廊下

不妊検査(不妊スクリーニング)

千代田区・御茶ノ水で受けられる不妊検査|原因を知るための第一歩

千代田区神田駿河台、JR御茶ノ水駅から徒歩2分の浜田病院 不妊・生殖医療センターでは、日本生殖医学会認定 生殖医療専門医を含む医師が、女性の検査とご主人の精液検査からなる「不妊スクリーニング検査」を行っています。

不妊症の原因は、女性側、男性側、あるいはその両方にある場合や、複数の要因が重なっていることも少なくありません。

保険医療機関で受けた不妊検査は、東京都(上限5万円)と千代田区(上限2万5千円)の助成の対象になる場合があります(助成について)。

※子宮卵管造影検査は、当院にて治療中の方のみ実施致しております。ご了承ください。

不妊スクリーニング検査(採血・超音波)のイメージ

WEB予約はこちら

※診療科の選択で「不妊科」をお選びください

検査わかること行う時期
女性の検査
基礎体温測定排卵の有無や時期、月経周期のリズム毎朝の記録
超音波検査卵胞の育ち具合、子宮内膜の状態排卵期
血液検査ホルモンの値、甲状腺の機能、クラミジアの感染、卵巣予備能(AMH)ホルモンは月経2〜5日目と高温期5〜9日目頃
子宮卵管造影検査卵管の通り、子宮の形、卵管周囲の癒着月経終了後から排卵まで(2日間)。当院で治療中の方のみ
ヒューナーテスト頸管粘液と精子の相性排卵期
腹腔鏡検査卵管周囲の癒着や軽度の子宮内膜症などほかの検査で異常が疑われた場合
男性の検査
精液検査精液の量、精子の数・濃度・運動率排卵期を避けてご予約

※一部の検査は自費診療となります。詳しくは診察の際にご案内いたします。

不妊検査の流れと期間

不妊検査には、月経周期の特定の時期に行う必要があるものが含まれます。そのため、ひと通りの検査を終えるまでに最短でも1ヶ月、場合によっては数ヶ月を要します。月経周期に合わせた目安は次のとおりです。

  • 月経2〜5日目 — ホルモンの採血
  • 月経終了後から排卵まで(低温期) — 子宮卵管造影検査(2日間)
  • 排卵期 — 超音波検査(卵胞と子宮内膜の計測)、ヒューナーテスト
  • 高温期5〜9日目頃 — ホルモンの採血
不妊スクリーニング検査のスケジュール目安

初診時は、マイナ保険証(または資格確認書)をお持ちください。

WEB予約はこちら

※診療科の選択で「不妊科」をお選びください

女性の不妊検査

基礎体温測定|排卵の有無やリズムを知る基本の検査

基礎体温の記録は、ご自身の身体のリズムを知るための第一歩です。排卵の有無、排卵の時期、月経周期の安定性などを把握でき、今後の検査や治療計画を立てる上で非常に重要な情報となります。

基礎体温とは?

基礎体温とは、心身ともに最も安静な状態にある時の体温のことです。毎朝、目が覚めたら体を動かす前に、婦人用体温計を使って舌の下で体温を測り、グラフに記録します。

基礎体温からわかること

  • 二相性のグラフ:正常に排卵が起こっている場合、基礎体温は排卵を境に「低温期」と「高温期」の二相に分かれます。排卵前の約14日間は低温期、排卵後は体温が上昇して約14日間の高温期へと移行します。
  • 一相性のグラフ:排卵が起きていない場合、高温期がなく低温期のみの一相性になる傾向があります。
  • 妊娠の可能性:妊娠が成立すると、次の月経予定日を過ぎても高温期が続きます。

初めて受診される際は、可能であれば1〜2ヶ月分の基礎体温を記録してからご来院いただくと、よりスムーズに診療を進めることができます。

基礎体温の二相性グラフの例

超音波検査|卵胞と子宮内膜の状態をみる

卵胞と子宮内膜の計測を行います。排卵期に合わせて実施し、卵胞の育ち具合や子宮内膜の状態を確認いたします。

血液検査|ホルモンバランスや感染症を調べる

採血により、妊娠に関わるホルモンの値や、不妊の原因となりうる感染症の有無を調べます。ホルモン検査は月経周期の特定の時期に行う必要があり、当院では月経2〜5日目と高温期5〜9日目頃に行っています。

■ホルモン検査

ホルモン内容
LH・FSH脳下垂体から分泌され、月経周期をコントロールします。FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵胞を発育させ、LH(黄体化ホルモン)は排卵を促し黄体を形成します。
プロラクチン乳汁分泌を促すホルモンですが、この値が高いと排卵を抑制するため、不妊の原因となることがあります(高プロラクチン血症)。
エストロゲン
(卵胞ホルモン)
卵巣から分泌され、子宮内膜を厚くして、着床の準備をします。
プロゲステロン
(黄体ホルモン)
卵巣から分泌され、子宮内膜を維持し、妊娠の成立・維持に働きます。基礎体温を上昇させる作用もあります。

■クラミジア抗体検査

性感染症の一種であるクラミジアは、自覚症状がないまま卵管の炎症や閉塞を引き起こし、不妊の大きな原因となることがあります。この検査では、過去の感染歴や現在の感染状況を調べます。抗体陽性は過去の感染を示すだけの場合もあり、治療やパートナーの方の検査の要否は、結果をもとにご説明します。

■甲状腺機能(TSH・FT4)検査

甲状腺の機能を調べます。

■抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査

卵巣予備能を調べます。卵巣に残っている卵子の数の目安になる検査で、卵子の質や、妊娠できるかどうかを直接示すものではありません。

■ウレアプラズマ・マイコプラズマ抗原検査

子宮内膜炎の原因菌がいないかを調べます。

子宮卵管造影検査|卵管の通りや子宮の状態を確認

精子と卵子が出会う「卵管」が詰まっていたり(卵管閉塞)、狭くなっていたり(卵管狭窄)すると、妊娠しにくくなります。この検査では、子宮の入口から細いカテーテルを挿入し、造影剤を注入しながらレントゲン撮影を行い、卵管の通過性や子宮の形状、卵管周囲の癒着などを調べます。

検査は、月経終了後から排卵までの、妊娠の可能性がない時期(低温期)に行います。ご予約は、月経中にご受診いただいたうえでお取りします。また、検査は2日間にわたって行います(1日目に子宮卵管造影、2日目にレントゲン撮影)。2日目は、1日目の翌日または翌々日に行います。造影剤を注入する際に、生理痛に似た痛みを伴うことがあります。痛みがご不安な方には、事前に痛み止めを処方することも可能ですので、ご相談ください。

ヒューナーテスト(性交渉後検査)|精子と頸管粘液の相性

排卵期になると、子宮の入口(子宮頸管)から精子が子宮内へ進入するのを助ける「頸管粘液」が分泌されます。この検査では、頸管粘液と精子の相性を調べ、精子が子宮内にきちんと到達できているかを確認します。

医師が指定した排卵の時期に合わせて性交渉を持っていただき、その後24時間以内にご来院ください。子宮頸管の粘液を少量採取し、顕微鏡でその中にいる運動精子の数を観察します。

WEB予約はこちら

※診療科の選択で「不妊科」をお選びください

腹腔鏡検査|お腹の中を直接観察する検査

おへその下あたりを数ミリ切開し、そこから内視鏡(腹腔鏡)を挿入して、子宮、卵巣、卵管など骨盤内の状態を直接モニターで観察する検査です。子宮卵管造影検査や超音波検査では発見しにくい、卵管周囲の癒着や軽度の子宮内膜症などを診断できます。

主に、他の検査で異常が疑われる場合や、原因不明の不妊が長く続く場合などに行われます。検査と同時に、癒着を剥がしたり、病変部を切除したりといった治療を行うことも可能です。

男性の不妊検査(精液検査)

不妊の原因は女性側だけとは限りません。WHO(世界保健機関)の調査では、不妊に悩むカップルのうち約半数は男性側にも何らかの原因があると報告されています。そのため、不妊の検査はご夫婦で一緒に受けることがとても大切です。

精液検査では、精液の量、精子濃度(1mlあたりの精子数)、運動率、前進運動率などを調べます。精子運動解析装置で検査を行い、WHO(世界保健機関)の基準値を参考に検査値を判定します。一般不妊治療や生殖補助医療などの治療方針を決める際に必要な検査で、半年〜1年に1回お受けいただきます。

精液検査は完全予約制です。ご予約は@link(WEB予約)で承ります。検査をご希望の日の前日までにご予約ください。お電話でのご予約・当日のご予約は承っておりません。

精液検査に関するお問い合わせは、お電話(03-5280-1166)にて月〜金曜日(祝日を除く)9:00〜17:00、土曜日9:00〜12:00に承っております。

検査を受けていただく流れは次のとおりです。

  • 排卵期を避けてご予約ください(排卵期はタイミングや人工授精を行うため)
  • 検査前は2〜3日くらいの禁欲期間をもちます
  • 採精カップは受付でお求めいただきます(自費・手持ち袋・精液提出委任状・ラベル付き)。当院でお求めいただいた採精カップ以外の容器では、検査をお受けできません
  • マスターベーション法(コンドームは使用しません)で、専用の滅菌カップ内に直接採取していただきます。院内での採精は承っておりません
  • カップを入れた手持ち袋を鞄の中に入れて、採取後はできるだけ早く、遅くとも2〜3時間以内にお持ちください(冬場はカップをタオルで巻いてください。ホッカイロ等はご使用にならないでください)
  • カップ内へ採り損ねた場合は、スタッフへお伝えください(状況により再検査が必要となる場合があります)
  • 検査結果は、後日の不妊科診察時にお伝えします(診察代は別途かかります)

当日は、ご主人の診察券とマイナ保険証(または資格確認書)、採精カップをお持ちのうえ、ご予約のお時間に2階の受付へお越しください。奥様が精液をお持ちになる場合は、あわせて精液提出委任状をご提出ください(できる限りご本人のご来院をお願いしております)。委任状は採精カップの袋に同封しておりますが、紛失された場合は上記の「精液提出委任状」からダウンロードいただけます。

精子の状態は体調によって変動しやすいため、数回の検査をおすすめしております。再検査をご希望の場合は、月を変えて受けていただくことをおすすめします。

精液検査の受け方(予約・採精カップ・持参・委任状)は、精液検査(男性の不妊検査)でご案内しています。

当院で受けた不妊検査に使える助成(東京都・千代田区)

保険医療機関で受けた不妊検査と一般不妊治療は、要件を満たせば東京都の「不妊検査等助成事業」の対象になります。千代田区にお住まいの方は、東京都の承認を受けたあとに、区の上乗せ助成を申請できます。

制度上限額主な要件
東京都
不妊検査等助成事業
5万円
(夫婦1組につき1回)
検査開始日に妻が40歳未満(夫婦それぞれの検査開始日のいずれか早い日が基準)/夫婦ともに対象の検査を受けている/検査開始日から申請日まで、夫婦いずれかが継続して都内に住民登録している
千代田区
不妊検査等助成事業
2万5千円
(東京都の助成額を差し引いた残りに対して/夫婦1組につき1回)
東京都の承認を受けている/検査開始日から申請日まで、夫婦いずれかが千代田区に継続して住所を有している

助成の対象期間は、検査を始めた日から1年間です。妊娠が判明した場合や、体外受精・顕微授精に移った場合は、その時点で終わります。検診目的で受けたブライダルチェックは対象になりません。

申請は、次の順番で進めます。

  1. 受診の際に、東京都の「受診等証明書」の記入を当院へご相談ください(文書料がかかる場合があります。文書料は助成の対象外です)
  2. 東京都へ提出する前に、受診等証明書のコピーをとっておきます(千代田区への申請で写しが必要です)
  3. 東京都へ申請します
  4. 東京都の承認決定通知書が届いたら、千代田区へ申請します(東京都の助成決定日から1年以内)

当院は、東京都が公表する「不妊検査等実施医療機関一覧」に掲載されています(掲載に同意した医療機関の一覧です)。金額の計算例や必要書類は、千代田区の不妊治療の助成金と東京都の不妊治療の助成金のページでご案内しています。

WEB予約はこちら

※診療科の選択で「不妊科」をお選びください

検査を終えたあとの流れ

スクリーニング検査が終わりましたら、その結果をもとに治療を行っていきます。検査ではっきりとした原因が見つからず、不妊期間が短い場合には、しばらく様子をみていくこともあります。

治療は、比較的容易でご負担の少ない方法から開始していきますが、原因によっては、最初から高度で負担の大きい治療が適応となる場合もあります。

ご希望により、不妊相談をお受けいただくことも可能です。

治療の具体的な進め方は、不妊治療の4つのステップと進め方のページでご説明しております。最初のステップとなるタイミング法については、専用のページでくわしくご説明しております。

受診のご案内(予約・お問い合わせ・アクセス)

ご予約はWEBまたはお電話で承ります。

ご相談のイメージ

ご不明な点は、お気軽にご相談ください

WEB予約はこちら

※診療科の選択で「不妊科」をお選びください

お電話でのご予約・ご相談:

03-5280-1166(外来)

電話受付:平日 8:30〜17:30/土曜 8:30〜12:30

アクセス:JR御茶ノ水駅から徒歩2分

不妊検査に関するよくあるご質問

Q. 不妊検査は痛いですか?
A. 検査によって異なります。採血や内診、子宮卵管造影検査では多少の痛みを伴うことがありますが、できるだけご負担が少なくなるよう配慮いたします。痛みがご不安な場合は、遠慮なく医師やスタッフにお伝えください。
Q. 検査にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 月経周期の特定の時期に行う検査があるため、ひと通り終えるまでに最短でも1ヶ月、場合によっては数ヶ月を要します。
Q. 検査費用はどのくらいかかりますか?
A. 検査内容によって異なります。初診時に、おおよそのスケジュールと費用についてご説明いたします。なお、一部の検査は自費診療となります。
Q. 浜田病院で受けた不妊検査は、千代田区の助成の対象になりますか?
A. 東京都の不妊検査等助成事業の承認を受けていて、検査開始日から申請日まで夫婦いずれかが千代田区に継続して住所を有している場合は、当院で受けた検査も対象になり得ます。東京都の助成額を差し引いた残りについて、2万5千円が上限です。
Q. パートナーと一緒に行った方が良いですか?
A. 不妊はカップルお二人の問題です。可能であれば、ぜひご一緒にご来院ください。特に初診時には、今後の検査や治療方針についてご一緒に説明を聞いていただくことをおすすめしています。
Q. 予約方法は?
A. WEB予約またはお電話 03-5280-1166で承ります(精液検査はWEB予約のみ、前日までの受付です)。WEB予約では、診療科の選択で「不妊科」をお選びください。初診はご予約なしでも受診いただけますが、診療枠に限りがあるため、事前のご予約をおすすめします。
Q. 御茶ノ水駅から近いですか?
A. JR御茶ノ水駅から徒歩2分です(東京都千代田区神田駿河台2-5-1)。千代田区はもちろん、神田・秋葉原・淡路町・小川町・本郷・湯島・水道橋など近隣にお勤め・お住まいの方もお越しいただける場所にあります。

このページは 医療法人財団 小畑会 浜田病院 不妊・生殖医療センター が監修しています。

外来WEB予約 健診・ドックWEB予約 ご予約お電話

健診のWEB予約(男女で受付が分かれています)

女性(レディース)健診のご予約男性(メンズ)健診のご予約