不妊科
人工授精
人工授精は、精液をシリンジとカテーテルを用いて、直接子宮内に注入する治療法です。実際に子宮に入るのは 0.5ml 程度なので、精液を遠心器にかけ、良好な精子を濃縮し用いる方法が主に行われています。
人工授精は、夫の精液を用いる配偶者間人工授精(AIH)と、夫以外の健康な男性の精液を用いる非配偶者間人工授精(AID)があります。
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人工授精の適応
配偶者間人工授精(AIH)
- 精液の状態が悪い場合
- 精子の数が少ない、運動性が悪い、精液の量が悪いなど、精液の状態が悪く通常の妊娠が難しいとき。
- 頸管粘液に問題がある場合
- 頸管粘液の分泌量が不十分である、または精子と頸管粘液の相性が悪い為、精子の子宮内への上昇が妨げられるとき。
- 性交障害がある場合
- 性器の形態や機能に問題があり、性交が行えないとき。
通常の性交によって射精ができないが、マスターベーションなら射精が可能なとき。
非配偶者間人工授精(AID)
- 夫が無精子症・精子死滅症の場合
- 夫から生存精子を得ることが出来ず、夫の精液で妊娠する可能性が全く無いとき。
- 遺伝病などがある場合
- 遺伝的な疾患が子供に伝わる可能性が高いとき。
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人工授精の方法
経膣エコーで卵の発育を観察し、人工授精の日程を決めます。
ご主人に4日から一週間の禁欲期間をおいて頂き、用手法により精子を採取します。しばらく放置して液化した精液を遠心分離器にかけ、洗浄濃縮を行い良好な精子を集め、シリンジとカテーテルでを用いて、子宮内に注入します。
HMG-HCG 療法を併用して、卵を十分に育ててから AIH を行う場合もあります。
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